ちょこほりのゆるゆる記

派遣OLがゆるーく気ままに収益を目指す雑記ブログ

コロナ・緊急事態宣言が続くと派遣はどうなる?休業や派遣切りされた場合は?

 

コロナウィルスの感染拡大により様々なイベントが中止、ホテルや旅館が大量キャンセル、遊園地など観光地の休園、学校の休校、在宅勤務や時差出勤の増加、外出自粛要請などたくさんの影響が出ていますね。

緊急事態宣言が5月6日までとして発令されましたが、G.W.以降も解除されるのかどうかもわからない状態が続いています。

 

ちょこほりは派遣社員として勤務していまして、ありがたいことにとりあえずは元と変わらず通常勤務をしています。

しかし、今後会社自体が休業するかもしれませんし、売り上げが下がっている為に派遣社員を雇用し続けるのが難しくなることも考えられます。

そこで休業になった場合や、契約終了を告げられたときのことを考えて色々調べてみました!

 

派遣先が休業したら?

ズバリ!休業手当がもらえます。

休業手当の金額は平均賃金の6割以上となります!

労働基準法第26条に明記されているように会社は休業手当の支払い義務があり、通常のお給料と同じように支払いとなるので特に別途申請等は不要です。

また、取引先が休業していたり、通常より取引が減ることで仕事のボリュームも減っているかと思います。

そんなときに「仕事がないから休んでほしい」や「時短で働いてほしい」という申し出があった場合、会社自体が休業していなくても休業手当を受け取ることができます。

ただし、元々会社が休日と設定していた日については支払いの対象外となります。

もし有給を利用するということでしたら、有給で休んだ日に関しては通常通り100%のお給料をもらうことができます。

 

経営悪化の為に雇用終了となったら?

派遣元にすぐ次の派遣先を紹介してもらいましょう!

コロナの影響で雇用機会は減っているかもしれませんが、急に募集が全てなくなるということは考えにくいので、派遣元と相談しながら次の仕事を探すのが良いかと思います!

しかしすぐに仕事を紹介してもらえれば安心ですが、そうでないこともありますよね?

 

もし次の仕事が決まらなかったら?

安心してください。

日本では失業給付というものがあります!

雇用保険に加入していた人が働きたいと思っているにも関わらず仕事が決まらなかった場合に失業給付がもらえます。

契約終了を機にしばらくの間働かず休もっかな〜。という方はもらえません。

あくまで積極的に職探しをしているのにもかかわらず、仕事が見つからなかった場合に適用されます。

また、雇用保険の必要加入期間も「会社都合」と「自己都合」では変わってきます。

・会社都合:過去1年間に6ヵ月以上雇用保険に加入

・自己都合:過去2年間に12ヶ月以上雇用保険に加入

 

雇用保険は、以下の条件で働いていた方は加入しているはずですが、わからなければ派遣元に問い合わせましょう。

・1か月(31日以上)の雇用が見込まれている

・1週間の所定労働時間が20時間以上であること

 

また、失業給付をもらう為に「会社都合」で辞めたか「自己都合」で辞めたかが重要な鍵になります。

契約期間更新のタイミングで雇用終了となったときに、自分から辞める申し出をした場合と更新を希望したのに会社側から更新してもらえなかった場合とで後々の失業給付に違いが出てきます。

今回のように、自分は更新を考えていたが会社側の都合で更新されなかった場合は「会社都合」の退職となり、自ら更新を望まなかった場合は「自己都合」の退職になります。

ただし、契約終了までに派遣元から仕事を紹介してもらえなかった場合はそのまま「会社都合」退職となるのですが、紹介してもらったのに紹介を断った場合は「自己都合」退職となりますので要注意です!

「会社都合」の退職と「自己都合」の退職ではもらえる失業給付の日数が変わるのでちゃんと把握しておきましょう。

 

会社都合と自己都合でなにが変わる?

ハローワークで失業給付の手続きを行ってから7日間の待機期間があります。

これは「会社都合」も「自己都合」も同じですがその後のフローが変わります。

「会社都合」の場合、手続き後の約1ヶ月後に給付金がもらえますが、「自己都合」の場合は待機期間の後、さらに給付制限というのが3ヶ月もあります。

その為、口座に給付金が振り込まれるまで合計約4ヶ月かかります。

ハローワークで手続きを行なってからがスタートとなりますので、失業後手続きをしなければもちろんいつまで経っても給付金はもらえません。

 

給付期間も「会社都合」退職か「自己都合」退職かでかわります。

・会社都合:90〜330日間

・自己都合:30〜150日間

こちらは離職時の年齢や、雇用保険加入期間によって変わりますのでハローワーク等で確認しましょう!

 

もし万が一不当な扱いを受けたら(無給での自宅待機や休業、突然の解雇など)派遣元に相談して下さい。

派遣社員は派遣元に所属した社員が派遣先に出向した業務についてる形の働き方なので、派遣先とのやりとりは派遣元を通して行いましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

コロナウィルスの影響で自分がかかってしまうのではないか?という不安だけでなく、仕事にまで影響が出てきて不安でいっぱいの日々かと思います。

他の派遣社員の方に情報共有をして少しでも不安が拭えればと思いこの記事を書かせていただきました。

いつコロナウィルスの影響が収束するかはわかりませんが、頑張って乗り越えていきましょー!

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